レンツィ伊首相、列車衝突事故の現場訪問 死者25人に

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イタリアのレンツィ首相は12日、南部プーリア州で同日朝に起きた列車衝突事故の現場を訪れた。旅客列車同士が正面衝突した事故では、少なくとも25人が死亡し、多数が負傷した。
負傷者の一部は重傷で、地元当局は献血を求めている。レンツィ首相は事故の正式な捜査を命じた。
南部の東岸にあるバーリとバルレッタをむすぶ単線で事故は起きた。事故の原因は明らかになっていないが、事故が起きた現地時間午前11時半(日本時間午後6時半)当時、天候は良好だった。

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救助隊は大破した車両から乗客を救助しており、助け出された幼い子供が病院にヘリコプターで運ばれた。
レンツィ首相は、「涙が出る」と語り、「遺族にお悔やみを申し上げたい。事故の責任を容赦なく追及するよう命令した」と述べた。
同首相は、「はっきりさせておかなくてはならない。何が起きたのか分かるまで止めることはない」と語った。
セルジョ・マッタレッラ大統領は、事故は「受け入れられない悲劇」であり、まず犠牲者と遺族のことが念頭にあると述べた。
衝突した列車はともに4両編成。車両のいくつかは損傷が激しく、形をとどめていない。
ある警官は記者団に対し、「死者や、助けを求める人、泣き叫ぶ人がいた。こんなひどい光景は見たことがない」と語った。
地元メディアによると、最初に身元が判明した犠牲者は53歳の警官、フルビオ・スキンザリさんで、救助に当たっていた同僚警官が発見した。
救助活動には約200人が参加。気温が40度にも上がるなかで行われた。

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