【検証】 路上の遺体が「動いた」と親ロシア派は言うが……実際には雨粒か泥か

動画説明, 【検証】 路上の遺体が「動いた」と親ロシア派は言うが……実際には雨粒か泥か

(注意: ショッキングな映像が含まれます)

ウクライナの首都キーウ(ロシア語でキエフ)近郊のブチャで民間人の遺体が多数見つかった問題で、ロシア軍による無差別殺人だとするウクライナ政府や西側メディアの主張をロシア政府は否定するが、人工衛星画像をはじめとする複数の証拠がロシアの主張を覆している。

ロシア軍が3月末にブチャを離れた後、市内を走る車から撮影された映像には、道路の両側に放置された遺体が映っていた。

在カナダのロシア大使館はその動画をツイートし、「キエフ近郊のブチャで、遺体を偽装したやらせビデオ」と書いた。映っているのは本物の遺体ではないと主張した。

親ロシア派のソーシャルメディア(SNS)アカウントはさらに、スローモーションにしたこの動画を広く拡散し、遺体のひとつの腕が動いたと繰り返した。

動画の画像は粗いが、詳しく分析すると、ロシア大使館などが「遺体の腕が動いた」と主張するのは実際には、車のフロントグラスの右下にある、何かの形だということが分かる。

BBCが作成したこの検証動画内で、雨粒か泥のかけらに見えるこの形を円で囲った。同じ動画内のこれより早い時点で、フロントグラスに見える同様の形も囲った。