ワインスティーン受刑者、別の性犯罪で起訴され無罪主張 米ニューヨーク

ハーヴィー・ワインスティーン受刑者

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強姦罪などで有罪とされ服役している米ハリウッドの元映画プロデューサー、ハーヴィー・ワインスティーン受刑者(72)が、別の性犯罪で起訴され、18日にニューヨーク州の裁判所で無罪を主張した。

ニューヨーク・マンハッタン地区検察のアルヴィン・L・ブラッグ検事によると、新しい起訴内容は、ワインスティーン受刑者が2006年にニューヨーク・マンハッタンのホテルで女性に性的暴行を加えたというもの。

同受刑者はこの日、車いすで出廷。ダークスーツに青色のネクタイという格好で、右手には大きな包帯を巻いていた。

罪状認否では「無罪」と強い口調で言った。

ブラッグ検事は声明を発表。「勇敢にも証言したサバイバーのおかげで、ハーヴィー・ワインスティーンは、さらなる暴力的性暴行の罪で起訴されることになった」とした。

ワインスティーン受刑者は2020年にニューヨーク州の裁判所で、強姦などで有罪判決を受けた。しかし今年4月、州控訴裁が有罪判決と禁錮23年の刑を破棄。受刑者は現在、再審を待っている。

有罪判決が破棄されたのは、起訴内容と直接関係のない女性たちの証言を判事が認め、公正な裁判ではなかったと判断されたためだった。

ワインスティーン受刑者は、同意のない性的関係を誰とももったことがないと主張している。

今年7月には、新型コロナウイルスや両肺の肺炎などの健康問題で、ニューヨークの刑務所病院に移された。弁護団によると先週、心臓の緊急手術を受けたという。

検察は今回の新たな事件と、有罪が覆され再審となる2020年の事件を併合し、裁判で審理するよう申し立てた。 これについて判事は、10月2日に判断を示す予定。