元米特殊部隊将校、ガザの食料配給拠点で戦争犯罪を目撃したとBBCに話す

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元米特殊部隊将校、ガザの食料配給拠点で戦争犯罪を目撃したとBBCに話す

(注意:冒頭から痛ましい映像が流れます)

ヘダヤ・アル・ムタウィさんの生後1歳半の息子モハメドちゃんは、体重はわずか6キロしかなく、立つことも座ることもできなくなっている。

アル・ムタウィさんはBBCに「夫は戦争で殺され、神以外に家族を養ってくれる人がいない」と語った。息子に粉ミルクを与えようと必死だが、自分ひとりのため十分なことができないという。

他方、イスラエル側では展望台に集まり望遠鏡越しにガザの様子を眺めるイスラエル人が、記念撮影をしている。

そして、米軍特殊部隊の退役将校が、アメリカとイスラエルが支援するガザ人道財団(GHF)の支援物資配布センターでなぜ契約警備員として働くのをやめたのか、BBCに明かした。

「私はイスラエル国防軍がパレスチナ人の群衆に向けて発砲するのを目撃した」とアンソニー・アギラー氏はBBCに語った。

国連は、GHFが運営する支援物資配布所で食料を得ようとしたパレスチナ人が、ガザで数百人規模で殺害されていると発表している。

これに対してイスラエルは、自国部隊が民間人を標的にしている事実はないと反論。標的はイスラム組織ハマスであって、ガザでの武力行使は「均衡の取れたもの」だとしている。

この間、ガザの民間人に食料援助が届いていないことについて、国際的な非難が高まっている。国連や支援団体は、ガザで大勢が飢えのために死亡していると報告している。

ジェレミー・ボウエンBBC国際編集長が報告する。