スターマー英首相に関係したロンドンの住宅2軒で火災 放火の疑いで男逮捕

画像提供, PA Media
イギリスのキア・スターマー首相に関係するロンドン市内の住宅2軒が相次いで火災の被害に遭い、警察は13日、21歳の男を放火の疑いで逮捕した。
ロンドン警視庁によると、容疑者は人命を危険にさらす目的で放火した疑いがもたれている。
ロンドンの消防当局によると、現地時間12日午前1時11分(日本時間午前9時11分)、同市北部ケンティッシュ・タウンで発生した「小規模火災」に消防士10人と消防車2台が出動した。約20分後に鎮圧したという。
火災があったのは首相の私邸とされ、ロンドン警視庁によると、玄関部分に被害があったが、けが人はいなかったという。

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前日11日の午前3時過ぎには、そこから程近いイズリントンにある、一軒家を集合住宅に改築した建物の玄関ドアで小さな火災があり、消防が出動した。この建物も、スターマー氏に関係があることがわかっている。
消防当局によると、この火災では1人が内部の階段から安全な場所に、消防隊員によって誘導されたという。
さらに、首相私邸があるケンティッシュ・タウンの同じ通りで8日午前1時11分に、小型車が燃え、通報を受けて消防隊が出動していたことが後に判明した。この火災は約30分後には鎮圧されたという。

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警察は「念のため、そして住宅物件はかつて著名公人に関係していたことから」、テロ対策部局が捜査を指揮しているとした。
同局は3件の火災を不審火とみなし、関連性があるかどうかを調べている。
スターマー氏は現在、ダウニング街の首相公邸で暮らしている。ケンティッシュ・タウンの住宅には、昨年の総選挙まで住んでいた。その後、賃貸物件になっているが、現在も同氏が所有しているとみられている。
スターマー氏の報道官は、同氏が消防などの当局に感謝していると述べた。出火時、この建物に誰がいたのかの詳細は明らかにしなかった。
ケンティッシュ・タウンの火災があった住宅の前では昨年、パレスチナ支持のデモが開かれた。参加者3人はその後、社会秩序を乱した罪で有罪とされた。





