赤ちゃんゾウ、密猟のわなで鼻半分失い死ぬ インドネシア

画像提供, EPA
インドネシアの野生動物保護当局は16日、絶滅の危機にひんしたスマトラゾウの赤ちゃんが、密猟者のわなが原因で鼻の半分を失い、感染症にかかって死んだと発表した。
この1歳の赤ちゃんゾウはスマトラ島アチェ・ジャヤで、密猟者の仕掛けたわなにかかって群れから取り残されていたところを地元住民に発見された。ゾウは保護団体へ運ばれ、治療を受けた。
保護当局によると、ゾウの命を救うために鼻を切断した。しかしその2日後、傷が原因の感染症により死んだという。
「ひどい傷を負って感染症にかかっていたため、ゾウを救えなかった」と、アチェ天然資源保護局のアグス・アリアント局長は説明した。
「私たちはゾウを助けようと最善を尽くした」

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スマトラゾウは生息地のボルネオ島やスマトラ島での急速な森林破壊により、絶滅が危惧されている。
特に雄の牙は非合法の象牙市場で高値で取引されるため、密猟者に狙われやすい。
ここ最近、密猟が原因でゾウが相次いで死んでいる。7月には大人のゾウが首を切られ、牙を取られた状態で発見された。







