体高51センチの「超ミニ」ウシが大人気、ギネス申請も バングラデシュ

Rani standing with another cow

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画像説明, ラニと通常のウシ

バングラデシュのある農場に、多くの人が押し寄せている。お目当ては、極小のウシだ。

ラニと名付けられたブータン産のこの牝ウシは、生後2年近くがたっているが、体高はわずか51センチ、体重も28キロしかない。

バングラデシュでは、新型コロナウイルスの流行を受けて全国的なロックダウンが敷かれている。それにもかかわらず、首都ダッカ近郊のチャリグラムにあるシコル・アグロ農場には、これまでに1万5000人以上がラニを見に詰め掛けたという。

この農場を管理するハサン・ホウラダルさんは、ラニを世界一小さいウシとして、ギネス世界記録に申請した。

BBCバングラ語の取材に、ある観光客は「こんなウシは今まで見たことがない」と話した。

Man standing for a photo with Rani

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画像説明, ラニは地元の人気者になった

ホウラダルさんは昨年、バングラデシュ北東部の別の農場からラニを買い取った。

ラニは歩行に障害があり、ほかのウシを怖がっているため、群れとは別の場所で飼育されているという。

「ラニはあまり食べません。1日に2回、少量のもみがらと干草を食べるだけです。外を歩いたり、抱っこされたりするのが好きなようです」

ギネス世界記録に登録されている世界一小さなウシは、隣国インドで飼育されているマニキャムというウシ。ひづめから肩甲骨までの長さ61.1センチという記録を持っている。

Men measuring Rani with tape

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画像説明, 農場を管理するハサン・ホウラダルさんは、ラニを世界一小さいウシとして、ギネス世界記録に申請した

ホウラダルさんによると、ギネス世界記録の調査担当者は年内にも農場を訪れ、ラニが栄冠に輝くかどうかを判定するという。

イスラム教のイード・アル・アドハ(犠牲祭)が近づく中、ラニがいけにえとして売られるかどうかに注目が集まっている。しかし農場の担当者は、ラニを手放すつもりはないと述べている。