米NBC、来年のゴールデングローブ賞の放送見送り 主催団体の多様性欠如で

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米NBCテレビは10日、ハリウッド外国人映画記者協会(HFPA)がテレビと映画の優秀作品を選ぶ、ゴールデングローブ賞の2022年授賞式を中継しないと表明した。HFPA審査員の人種構成が多様性に欠けているとし、「意味ある改革」を求めている。
ゴールデングローブ賞は米アカデミー賞(オスカー)に次ぐ知名度を誇る。NBCは1996年からゴールデングローブ賞の授賞式を放送してきた。
受賞作品はHFPAメンバーが審査するが、今年2月にロサンゼルス・タイムズが過去20年間にわたって黒人のメンバーが1人もいなかったと報じたことをきっかけに、HFPAは数カ月にわたって批判にさらされてきた。
ワーナー・メディアやネットフリックス、アマゾン・スタジオはすでにHFPA関連イベントへの参加を拒否している。
改革案に非難の声
非営利団体のHFPAは先週、多様性の受け入れや改革に関する計画を提案した。業界の改革を提唱する「Time's Up」は同団体の提案を「見せかけだけの決まり文句」だと非難した。
Time's Up代表のティナ・チェン氏は、「我々のクリエイターやタレントの活気あるコミュニティに対して評価を下すような組織やスポンサーは、もっとしっかりやらなければならない」と述べた。
俳優のトム・クルーズ氏は映画「ザ・エージェント」や「7月4日に生まれて」で受賞した2つの主演男優賞を含む、計3つのゴールデングローブ賞のトロフィーを返還すると報じられている。
ハリウッド映画界は多様性が欠如しているとして繰り返し批判にさらされている。









