ラップに包まれスーツケースに……子ガメ185匹を押収、ガラパゴス諸島

画像提供, Aeropuerto Ecológico de Galápagos
南米エクアドル領ガラパゴス諸島の税関当局は28日、同国本土へ送られる予定のスーツケースの中から、生後間もないゾウガメ185匹を押収した。
カメの赤ちゃんはバルトラ島の主要空港での定期点検で見つかった。ラップフィルムで包まれた状態で、当局によると10匹はすでに死んでいたという。
押収されたカメは生後3カ月未満とみられる。
動物コレクターや珍しい動物を扱う市場向けの違法取引が、ガラパゴスゾウガメを大きく脅かしている。
野生動物の密売を取り締まる当局によると、卵からかえったばかりの幼いカメは1匹あたり5000ドル(約55万円)以上の値がつくという。
動けないよう包まれ
密輸業者はカメが動けないようラップに包んだとみられるが、空港のX線装置の担当官が不審に思い、密輸が発覚した。

画像提供, Aeropuerto Ecológico de Galápagos

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空港の声明によると、カメが入っていたスーツケースはある運送会社が空港に届けたもので、中身は「土産物」となっていた。
スーツケースを預けた運送会社の従業員数人が事情聴取のために拘束されたと、空港側は説明している。
エクアドルのマルセロ・マタ環境相は、今回の事件は同国の野生動物と自然遺産に対する犯罪だと述べた。
米紙ニューヨーク・タイムズによると、マタ環境相がこの事件に関連し、警官1人が逮捕されたと述べた。
ガラパゴス諸島で見られる多くの動植物は、エクアドル沿岸から約1000キロ離れた太平洋上に位置するガラパゴス諸島特有のものだ。
その中で最も有名なのはガラパゴスゾウガメで、300~400万年前に移動してきたと考えられている。
ガラパゴスから動物を密輸した場合、量刑は1~3年の禁錮刑。








