中台首脳、会談へ 分断後初

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台湾総統府は3日、馬英九総統が7日にシンガポールを訪れ、中国の習近平国家主席と会談すると発表した。中台首脳の会談は、1949年の分断以来初めて。中台双方は、双方の関係について協議するとしている。
総統府の陳以信報道官は、馬総統は「台湾海峡両岸の平和を促進し、現状を維持すること」がねらいだと説明した。報道官はさらに「合意文書の署名もなければ声明も発表しない」と説明し、馬総統が5日にも記者会見し、会談の意義などを説明すると明らかにした。
中国の国営新華社通信は、双方が「海峡両岸関係の平和的発展に関して意見交換する」と伝えた。
米ホワイトハウスのアーネスト大統領報道官は、米国として中台関係の緊張緩和と改善を歓迎するが、「実際の会談の結果を見る必要がある」と慎重な姿勢を示した。
中国政府は1949年の分断以来、台湾での主権を主張し、独立への動きには武力で対抗するとの姿勢を貫いているが、親中派とされる国民党の馬氏が総統に就任してから関係改善が進んでいた。

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中台関係:主な出来事
- 1949年 北京を掌握した毛沢東が共産党支配による中華人民共和国の樹立を宣言。内戦に敗れた蒋介石率いる国民党は台湾に逃れる
- 1971年 台湾が国連での代表権を失う
- 1979年 米国が中国と国交樹立。一方で台湾防衛を約束
- 1993年 中台当局者による初の直接対話
- 2005年 中国が台湾の独立阻止を目的とした「反分裂国家法」を制定。武力行使も辞さない姿勢を示す
- 2008年 国民党の馬英九氏が台湾総統に当選。高官レベルの対話再開






