イランの抗議デモに連帯して断髪 長期拘束されていたイギリス国籍の女性

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イランで6年間拘束され、今年3月に解放されて帰国したイギリス系イラン人のナザニン・ザガリ=ラトクリフさんが、イランで起きている抗議デモに連帯して髪を切った。

イランでは、頭髪をスカーフで覆うよう定めた法律に違反したとして逮捕された女性マサ・アミニさん(22)が死亡した事件を受け、抗議行動が全国に波及し、死者も増え続けている。

ノルウェーに拠点を置く団体「イラン・ヒューマンライツ」によると、イランの治安部隊によって少なくとも76人のデモ参加者が殺害されたという。また、何百人もの人々が逮捕されている。

ザガリ=ラトクリフさんは髪を切りながら、抗議活動で拘束されたり殺されたりした女性の名前を挙げ、最後に「自由のため、正義のため」と結んだ。

イギリスとイランの二重国籍を持ち、トムソン・ロイター財団のプロジェクト主任だったザガリ=ラトクリフさんは2016年、イラン政府を転覆させようとした容疑がかけられ、裁判で禁錮5年の刑が言い渡された。

さらに、反政府プロパガンダを流した罪で1年の禁錮刑と国外への渡航禁止を言い渡され、6年間、イギリスにいる家族に会えない状態だった。ザガリ=ラトクリフさんは一貫して容疑を否定していた。