中国北部で豪雨と洪水、北京で死者30人

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中国北部で先週末から豪雨が続き、首都・北京では洪水の発生により、少なくとも30人が死亡した。市当局が29日に発表した。
北京の一部では、レスキュー隊が胸まで水につかりながら、住宅などに取り残された住民の救助にあたっている。洪水で車が水没したり、電力供給が途絶えたりしている地域もある。
北京近郊にある太子屯鎮の商店主は、「洪水は突然押し寄せてきた。とても早く突然だった」、「あっという間に、店は洪水であふれた」とAP通信に話した。
北京市当局は、最高レベルの洪水警報を出している。雨が降り出した26日以降、住民約8万人を避難させている。29日も引き続き、降雨が予想されている。
習近平国家主席は、これ以上の犠牲を防ぐため、捜索・救助活動を「全面的に」行うよう指示した。

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北京から車で約3時間の承徳市では28日、地滑りが発生し、4人が死亡、8人が行方不明となった。
BBCのスティーヴン・マクドネル中国特派員は、豪雨の影響で約130の村が電気を失い、数十本の道路が寸断されていると伝えた。
この時期、北京で極端な量の雨が降るのは珍しくない。2012年7月には、1日の降水量が190ミリを記録。洪水が発生し79人が死亡した。2023年にも、豪雨で33人が死亡、18人が行方不明となった。
中国南部も豪雨に見舞われている。香港では、今年初めて最高レベルの暴風雨警報が発令された。








