メキシコ海軍の訓練用帆船がブルックリン橋に衝突、2人死亡 米ニューヨーク

画像提供, Anadolu via Getty Images
メキシコ海軍の訓練用帆船「クアウテモック号」が17日夜、米ニューヨークで有名なブルックリン橋に衝突した。艦内の乗組員2人が死亡し、少なくとも19人が負傷した。ニューヨーク当局が事故原因を調べている。
ニューヨーク市警によると、帆船は衝突前に動力を失っていた。複数の映像には、川岸で大勢の観光客が驚き見つめる中、帆船のマスト3本が橋にぶつかり折れる様子が映っている。
橋に損傷はなく、17日深夜のうちに通行を再開した。
ニューヨーク交通局のウェブサイトは、警察の情報として、クアウテモック号のマストの高さが48.2メートルだったのに対して、橋の中央部分の水面からの高さは41.1メートルだったと書いている。
ニューヨークの消防当局によると、救助隊は少なくとも27人を帆船から救出。乗組員277人全員の所在は確認されているという。
帆船は3本のマストをすべて失った。事故原因調査のため近くの桟橋へ曳航(えいこう)された。
国家運輸安全委員会(NTSB)によると、アメリカとメキシコの両政府が原因調査の実施を調整しており、NTSBのチームも参加する方針。
メキシコのレイムンド・ペドロ・モラレス・アンヘレス海軍長官は声明で、あらゆる調査結果を「完全な透明性と責任」をもって扱うと述べた。
クアウテモック号は4月6日にメキシコのアカプルコを出発した。ニューヨークを経由して、7月にスコットランド・アバディーンで開催される大型帆船レースに出場するため、現地へ向かう予定だった。






