死刑執行の直前告知めぐり死刑囚2人が提訴 大阪地裁

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死刑執行を当日に告知するのは違法だとして、日本の死刑囚2人が4日、国を相手に事前告知などを求めて大阪地裁に提訴した。
原告らは死刑執行の直前告知について、異議を申し立てる時間を与えないものだと主張している。こうした訴訟は日本では初めてとみられる。
弁護団によると、原告は慰謝料など計2200万円も国に求めている。
日本の死刑囚は、刑の執行を数時間前になって初めて知らされる。死刑は絞首によって執り行われる。
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共同通信によると、原告弁護団は死刑執行が直前に死刑囚に告げられることについて、「極めて非人間的だ」と主張している。
人権団体などは長年、死刑の直前告知は死刑囚の心の健康に影響を及ぼすと批判している。
「毎朝おびえている」
ロイター通信によると、原告弁護団の植田豊弁護士は、「死刑確定者は、毎朝死ぬかもしれないとおびえている」と説明。
死刑囚が執行前に苦しまないようにするためだと国は言っているが、説明になっていないとし、諸外国では死刑囚に対して人生を終える心の準備の時間を与えていると述べた。
日本には現在、100人超の死刑囚がいる。死刑は2年近く執行されていない。









