アメリカの大統領経験者3人、ワクチン接種の様子をテレビ放送しても良いと

Former US presidents Obama Bush and Clinton

画像提供, Getty Images

画像説明, オバマ前大統領、ブッシュ元大統領、クリントン元大統領(左から)

アメリカの直近の大統領経験者3人が、新型コロナウイルスのワクチンを接種する場面を、テレビで放送しても良いと申し出た。新型ワクチンの安全性と効果に対する、社会的な信頼度を高めるのが狙いだ。

バラク・オバマ前大統領(民主党)、ジョージ・W・ブッシュ元大統領(共和党)、ビル・クリントン元大統領(民主党)の3人は、ワクチンが規制当局に承認され、保健当局によって推奨されるようになり次第、自分も接種を受けると表明した。

世論調査によるとアメリカでは大勢が、ワクチン接種に消極的という結果が出ている。

オバマ氏は2日、北米シリウスXMラジオのインタビューで、「感染リスクが低い人向けのものができたら、接種すると約束する」と話した。

「接種をテレビ中継したり、撮影したりするかもしれない。私が科学を信頼し、(新型ウイルス感染症の)COVIDにかかるとは思っていないことを、みんなに知ってもらうためにだ」

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ブッシュ氏とクリントン氏にいても、それぞれの代理人が米CNNで、ワクチンが「入手可能になり次第」、接種することを誓ったと述べた。両氏はさらに、アメリカの全国民にも、予防接種を受けるよう強く呼びかけているという。

クリントン氏とブッシュ氏は元大統領同士として過去にも、国内外の諸問題に連携して取り組んできた。

オバマ氏らとは別に、ジョー・バイデン次期大統領もワクチンについて、安全性に対する世間の不安を和らげるため、「喜んで」公の場で接種を受けるとCNNに話している。

接種をためらう米国民は多い?

各種の世論調査からは、ワクチン接種をためらう米国民が相当数いることがうかがえる。

米ファイザーと米モデルナの臨床試験結果が発表される前の10月に実施されたギャラップ社の世論調査では、ワクチンを進んで接種すると回答したのは約60%だった。9月の約50%に比べ上昇した。

アメリカではまだワクチンは承認されていない。政府の規制当局は、ファイザーとモデルナのワクチンについて数週間内に分析する予定。

動画説明, 「終わりが見えない」新型ウイルスとの闘い アメリカの田舎の病院の1日
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公衆衛生の専門家らは、多くの人が新型ウイルスの予防接種をすることで、感染拡大の抑制に必要な集団免疫ができる可能性があると期待している。

米食品医薬品局(FDA)が正式にワクチンを承認した際には、広く意識を向上させるため、公的接種が重要になるとみられる。

イギリスはすでにファイザーのワクチンを承認している。ボリス・ジョンソン首相の報道官は、国民に納得して接種してもらうため、首相がテレビの生放送で接種する可能性を示唆した。

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