マクドナルドCEO、「部下と関係」を持ち解任

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ファストフード大手の米マクドナルドは3日、スティーヴ・イースターブルック社長兼最高経営責任者(CEO、52)を解雇したと発表した。部下と恋愛関係を持ったため。
マクドナルドには、幹部が部下と親密な関係になることを禁じる規定がある。
同社は、2人が関係を持ったのは合意のもとだったと説明。しかし、イースターブルック氏が「社の規定を破り」、「判断力に欠けている」ことを示したと述べた。
「役員会の判断に合意」
イギリス人のイースターブルック氏は、全社員宛ての電子メールで事実を認めた上で、関係を持ったことは過ちだったと伝えた。
「マクドナルドの価値基準に基づき、自分は次の場所へと動く時期だという役員会の判断に合意した」
イースターブルック氏は離婚歴があり、現在は配偶者がいない。1993年にロンドンの財務担当マネジャーとしてマクドナルドに入り、キャリアの階段を上ってきた。
2011年にはいったんマクドナルドを離れ、イギリスのピザチェーン「ピザ・エクスプレス」やアジア料理チェーン「ワガママ」などで社長を務めたが、2013年からマクドナルドに復帰した。
退職金は?
マクドナルドでは、メニューや店舗の改革に力を入れたことで評価を得ており、社長兼CEOとなった2015年以降、同社の株価は2倍以上に上昇している。
また同社はこの時期、デリバリーサービスやモバイル決済などを導入した。
マクドナルドの取締役会は1日にイースターブルック氏の今後を投票で決定した。4日には退職金が発表される予定で、こちらも注目を集めている。
インテルでも
後任にはマクドナルド・アメリカのクリス・ケンプチンスキー社長が就く。
ケンプチンスキー氏はプレスリリースでイースターブルック氏の同社への貢献を称え、「自分をマクドナルドに引き入れたのは彼だ。彼は辛抱強く頼りがいのあるメンターだった」と語った。
アメリカでは昨年、インテルのブライアン・クルザニッチCEO(当時)が、従業員と合意の下で恋愛的な関係となり、社則に違反したとして解雇されている。





