「ワクチン」で検索、公的機関を紹介 ピンタレストが誤情報対策

A Pinterest page shown on an iPad

画像提供, Getty Images

画像説明, ピンタレストはインターネットのスクラップブック作成に利用されている

写真共有サイト「ピンタレスト(Pinterest)」は、ワクチン接種に関連した言葉で検索すると、「公的保健機関」が紹介されるように仕様を変更する。誤った情報の拡散防止が目的としている。

ワクチン接種をめぐっては、インターネットに誤った情報が多数出ている。ソーシャルメディア企業には、そうした情報の扱いをめぐり、厳しい目が向けられている。

ピンタレストは昨年、間違った情報を拡散させないためとして、ユーザーがワクチン接種に関して検索した場合、結果の表示をやめた。

フェイスブックなどのソーシャルメディアも最近、ワクチン接種の誤情報への対策に乗り出している。

「誤情報表示は無責任」

ピンタレストによると、新たな仕様では、「はしか」、「ワクチン安全性」などの言葉で検索をかけた場合、世界保健機関(WHO)や米疾病対策センター(CDC)、WHO設立の「ワクチン・セイフティー・ネット」を紹介する画面が表示されるという。

同社は声明で、「公的機関の保健専門家が発信する情報と並べて、ワクチンについての誤った情報を表示するのは無責任だと考え、この方法を取ることにした」と説明。

「保健関連の誤情報にはこれからも対策を取る。誤った情報と、それを広めているアカウントは、私たちのサーバーから削除する」と述べた。

さらに、ワクチン関連の検索結果には広告やコメント、おすすめ情報などが表示されないようにするとした。

動画説明, ワクチンについて話そう 集団免疫はなぜ大事?
Presentational white space

YouTubeなども対策

ワクチン接種をめぐっては真偽の疑わしい情報が多数出回っている。

WHOは、ワクチン接種に反対する見方を、今年の「健康に対する世界的な脅威のトップ10」の1つに選んでいる。

こうした状況に、ソーシャルメディアも対応している。

YouTubeは2月、反ワクチン陰謀論を支持する多くの人気チャンネルでの、広告の掲載を取りやめた。

フェイスブックは3月、「この問題について信用できる情報をもつ人々の話を届け、ワクチンに関する誤った情報の拡散を減らしていく」との声明を発表。

同社傘下のインスタグラムは5月、「間違いであると証明可能な」ワクチン関連情報の拡散に使われているハッシュタグをブロックする方針を明らかにしている。