50豪ドル札にスペルミス 半年以上も見過ごされ

画像提供, Reserve Bank of Australia
オーストラリアの新しい50豪ドル札にスペルミスがあることが発覚し、中央銀行のオーストラリア準備銀行(RBA)が9日、今後の発行分で修正すると発表した。
RBAが昨年10月から発行を始めた新しい50豪ドル紙幣の細かい印字の部分で、「responsibility(責任)」が「responsibilty」と最後の「i」が抜けた状態で書かれていることが明らかになった。この誤植の入った新紙幣はこれまでに約4600万枚、国内で流通している。
新紙幣はオーストラリア初の女性議員、イーディス・カウアンの肖像をあしらったもので、背景の芝生に見える画像は、1921年に西オーストラリア州議会に初当選した際のカウアン議員の議会演説の一部だ。

「この場に唯一の女性としていることは、実に大きな責任で、もっとほかにも女性がここに来る必要があると強調したい」という演説の抜粋が、極小の文字で繰り返し印刷されている。
残念ながら、繰り返し印字されるたびに「responsibility(責任)」が「responsibilty」と、「i」がひとつ足りない間違ったつづりで繰り返されている。
新紙幣の発行から6カ月以上、このミスは見過ごされてきた。

画像提供, Reserve Bank of Australia
50豪ドル札はオーストラリア国内で最も多く流通している紙幣で、ATM(現金自動預払機)から現金を引き出す際にも最も多く使われる。
紙幣の反対側には、先住民の作家デイヴィッド・ユナイポンの肖像が使われている。
新紙幣は偽造防止と使いやすさ向上を目的に、昨年秋から導入された。今回発覚した「スペルミス紙幣」も、まったく普通に紙幣として使える。
やれやれ。この記事にも書き損じがないといいけど……。







