イスラエル、ガザ地区を空爆 ロケット・迫撃砲の攻撃に報復

画像提供, AFP
イスラエル軍は20日、パレスチナ自治区ガザ地区からロケット砲や迫撃砲がイスラエル領内に発射されたことへの報復として、同地区の軍事拠点を爆撃したと発表した。
イスラエル軍は、ガザ地区からおよそ45発のロケット砲や迫撃砲が発射されたことから、イスラム組織ハマスに関連した25の標的を攻撃したと述べた。
住民らによると、ハマスの治安関係者2人が軽いけがをした。イスラエル側に負傷者が出たとの情報はない。
ガザ地区周辺では何週間にもわたり衝突が続いている。
ガザ保健省によると、3月30日から続く抗議デモで、120人以上のパレスチナ人がイスラエル軍によって殺害され、何千もの負傷者が出ている。
パレスチナ難民には現在イスラエル領内にある先祖伝来の場所に戻る権利があるという主張を支持するデモに、何千人ものパレスチナ人が境界線に集まり、抗議デモを行っている。
人権擁護団体はイスラエル軍が過剰な武力を使っていると非難している。イスラエルは、自衛のため、あるいは抗議デモを装ってイスラエル領内に入ろうとしている人物に対してのみ発砲していると述べている。
イスラエル軍は、複数の基地を含むハマス関連の標的に対し、夜間に3回にわたって空爆を実施したと明らかにした。
イスラエルでは、夜明け前に防空サイレンや携帯電話の警報が鳴り響いた。
イスラエル軍は、対空防衛システム「鉄のドーム」が武装勢力が発射したロケット砲7発を迎撃したと述べた。燃料が詰め込まれた容器をたこに付けた装置を使った攻撃もあったという。
劣悪な生活環境を強いられた約200万人の市民が住むガザ地区は長らく、イスラエルとエジプトによる封鎖を受けている。
2006年にハマスがパレスチナ自治区での選挙に勝利し、1年後に世俗主義のファタハから政権を奪取して以来、封鎖は強化されている。






