南北離散家族、10月に北朝鮮で再会へ

韓国政府によると、韓国と北朝鮮は8日、南北離散家族の再会を来月20~26日に北朝鮮のリゾート地、金剛山で実施することで合意した。今回再会する離散家族は南北各100人。

両国関係は8月に起きた軍事境界線付近の地雷爆発を機に一時悪化したが、それを受けた8月25日の関係改善合意の中に離散家族再会事業も含まれていた。

1953年に戦闘終了した朝鮮戦争で韓国と北朝鮮の分断が決定的になり、多くの家族が離れ離れになった。

韓国の大韓赤十字社と北朝鮮の朝鮮赤十字会は7日に板門店で離散家族再会の時期や規模などについて協議していた。

BBCのソウル特派員、スティーブン・エバンズ記者によると、1988年に始まった離散家族再会事業は毎年開かれていた時期もあったが、近年の関係悪化を受けて中止されがちになっている。前回行われたのは2014年2月だった。

再会を希望する離散家族名簿には韓国側だけでも約6万6000人が登録されており、その多くが80代や90代だ。

南北離散家族再会事業

  • 再会事業は通常、両国の赤十字が担当する。韓国の大韓赤十字社には通常、数万人が再開に応募する。
  • 過去2回の再会事業では、希望者の年齢や家族の状況を確認した上でコンピューターが無作為に候補者を約500人抽出する。
  • その後、ソウルの赤十字担当者が候補者に面接し、再会場所への移動が可能かなど健康診断をした後、候補者を200~250人に絞り込む。
  • 北朝鮮側の親類が存命かを確認後、最終的に100人が選ばれる。