軍事衝突開始100日 イスラエルとガザの双方で怒りと嘆き続く
昨年10月7日にイスラエルとイスラム組織ハマスの軍事衝突が始まってから100日目を迎え、イスラエル・テルアヴィヴでは14日、犠牲者を追悼し人質の家族を支える集会に大勢が集まった。
イスラム組織ハマスは10月7日、イスラエル南部を攻撃し、民間人を中心に約1200人を殺害、240人以上を人質にとった。これを受け、イスラエルは報復攻撃を開始した。ハマスが運営するパレスチナ自治区ガザ地区の保健省は14日、イスラエル側の継続的な攻撃で新たに125人が死亡したと発表。報復攻撃開始後のガザ地区での死者は計2万4000人近くになった。さらに数千人ががれきの下敷きになって死亡したとみられている。ガザ当局によると、死者の約3分の2は子供と女性で、負傷者は合わせて約6万人に上る。
イスラエルでは残る人質の解放が最優先課題とされるものの、ハマスの殲滅(せんめつ)を軍事目標に掲げるイスラエル政府を支持する人は多く、パレスチナとの共存を求める声は少なくなっている。
他方で、住む家を失いプラスチック製テント暮らしを余儀なくされるガザの住民は、ガザは完全に破壊されてしまったと嘆く。
テルアヴィヴから、BBCのウィレ・デイヴィス記者が報告する。



