ウクライナ東部の原発で出火、周囲でロシア軍が攻撃

動画説明, ウクライナ東部の原発で出火、周囲でロシア軍が攻撃

ウクライナ地方当局や報道によると、同国南東部にある欧州最大のザポリッジャ(ザポロジエ)原発で4日、火災が発生した。原発の現地行政当局は同日午前、原発の安全は「確保された」と発表した。

近隣のエネルゴダール市のディミトロ・オルロフ市長は、同市近郊で激しい戦闘が起きているとした。ロシア軍が戦車で同市内に入って原発を掌握しようとしたが、住民や作業員らが原発周辺と周囲の道路に集まったという。市長は原発の火災について、「(原発の)建物や施設に対する継続的な敵の砲撃」によって起きたようだとした。

ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領はツイッターに動画を投稿し、「欧州最大の原子力発電所がいま燃えている」として、ロシア軍が熱探知カメラを搭載した戦車を使って、原発施設の6つの原子炉をわざと砲撃していると非難した。

ザポリッジャ州のアレクサンドル・スタルク地方管理局長は4日朝、原発の安全は「確保された」とフェイスブックで明らかにした。ザポリッジャ原発所長と話をして、安全だと知らされたという。「ザポリッジャ原発の所長は現在、施設の核の安全は確保された」と、スタルク氏は書いた。

国際原子力機関(IAEA)も、「ザポリッジャ原子力発電所の火災は、重要施設に影響していないとウクライナ当局から説明があった。原発職員が対応行動をとっているという」とツイッターに書いた。