【解説】 2度目の市民射殺から「緊張緩和」へ、トランプ氏が方針転換に至るまで 米ミネソタでの移民取り締まり

【解説】 2度目の市民射殺から「緊張緩和」へ、トランプ氏が方針転換に至るまで 米ミネソタでの移民取り締まり

米ミネソタ州で、連邦移民当局の職員による市民射殺事件が2度続いたことを受け、ドナルド・トランプ大統領は27日、これまでの強硬姿勢を軟化させた。政府が同州での対応を「少し緩和する」と、トランプ氏は表明した。

ミネソタ州ミネアポリスでは7日、米移民税関捜査局(ICE)の職員がアメリカ人女性ルネー・グッド氏(37)を射殺。24日には、アメリカ人男性アレックス・プレティ氏(37)が米国境警備当局の職員ともみ合いになり、射殺された。

2週間余りで2件の射殺事件が起きたことで、現地では抗議活動が再燃。移民取り締まりの戦術に対する非難の声は、ミネアポリスからアメリカ各地へと広がっている。

この数週間、ミネアポリスでは緊張が高まり、抗議活動や、住民と連邦捜査官との衝突が頻繁に起きてきた。米メディア「ニュース・ムーブメント」が公開し、BBCニュースに提供した新たな動画には、プレティ氏が死亡する11日前に、同氏と連邦捜査官が言い争う様子が映っている。

この動画を検証したBBCのロズ・アトキンス分析担当編集長が、トランプ氏がミネアポリスでの方針を転換するまでの経緯を解説する。

製作:カテリーナ・カレリ

グラフィック:ワリード・アルテミミ