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米移民当局職員がミネアポリスのエクアドル領事館に「立ち入りを試みた」 政府が正式抗議
南米エクアドル政府は28日、米移民税関捜査局(ICE)の職員が、ミネソタ州ミネアポリスにあるエクアドル領事館に立ち入ろうと試みたとして非難した。
エクアドル外務省によると、27日午前11時ごろ、ICEの職員が「領事館の敷地に入ろうとした」という。
領事館職員らは「館内にいたエクアドル国民を保護するため」に行動し、ICE職員が立ち入るのを阻止したという。
1963年の領事関係ウィーン条約では、領事館や大使館といった在外公館は「不可侵」とされる。
在外公館が所在する国の当局は、「領事機関の長の同意」がない限り、業務に使用されている領事館部分に「立ち入ってはならない」とされている。
エクアドル側は、ICEが領事館に立ち入ることに同意していなかったと述べた。
エクアドル外務省は声明で、首都キトにある米大使館に対し、公式な抗議文書を「直ちに」提出したと述べた。
この抗議は、エクアドルのダニエル・ノボア大統領とアメリカのドナルド・トランプ政権の間に生じた、めずらしい不一致を示している。
保守派のノボア大統領はトランプ氏の盟友とされる。
わずか2カ月前には、両国は通商・経済関係を強化することで合意している。ノボア大統領はまた、米政権がエクアドルの犯罪組織を外国テロ組織に指定したことについて、トランプ大統領に謝意を示していた。
ミネソタ州では、トランプ大統領が連邦移民当局を派遣して以来、緊張が高まっている。
ミネアポリスでは7日、ICEの職員がアメリカ人女性ルネー・グッド氏(37)を射殺。24日にも、アメリカ人男性アレックス・プレティ氏(37)が米国境警備当局の職員ともみ合いになり、射殺された。
事件を受けた抗議と反発の高まりを受け、トランプ氏は27日、政府が同州での対応を「少し緩和する」と表明した。