【検証】米移民当局職員がまた市民射殺、目撃者の動画からわかること

【検証】米移民当局職員がまた市民射殺、目撃者の動画からわかること

(警告:銃撃前後のつらい映像が含まれます)

米ミネソタ州ミネアポリスで24日、移民税関捜査局(ICE)の職員らが、日中の路上で活動中、アメリカ人の看護師アレックス・プレティさん(37)をもみ合いの末に射殺した。

アメリカ政府と現地当局は、プレティさん殺害に至る直前の状況について異なる説明をしている。

国土安全保障省(DHS)は、プレティさんが武器の没収に抵抗したため、捜査官が自己防衛のために発砲したと述べた。一方、銃撃の目撃者らや地元当局者、プレティさんの家族はこの説明に異論を唱え、プレティさんが手に持っていたのは武器ではなく携帯電話だったと指摘している。

BBCヴェリファイ(検証チーム)は、複数の角度から撮影された銃撃映像を分析し、事件の詳細な経緯を再構築した。

ロズ・アトキンス分析担当編集長が報告する。

同州では今月7日にも、ICE職員がアメリカ人のルネー・グッドさん(37)を射殺。また20日には、ICEが移民取り締まり作戦の過程で5歳の男児を拘束したことが明らかになっており、この日もICEに対する大きな抗議デモが起きていた。

ICEの取り締まりについて国土安全保障省は、ミネソタ州の治安を回復するため「最も危険な犯罪歴のある不法外国人」を逮捕しているとしている。

検証:エマ・ペンゲリー、ポール・ブラウン、ベネディクト・ガーマン

グラフィック:メスート・エルソズ

映像制作:トム・ジョイナー