「目の前で子供たちが死んでいく」 スーダンで飢餓とコレラが深刻化、BBCが映像入手

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「目の前で子供たちが死んでいく」 スーダンで飢餓とコレラが深刻化、BBCが映像入手

2023年から内戦が続くスーダンで、人道危機が深刻化している。飢餓の危機に加え、戦闘によって避難を余儀なくされた人々が暮らす劣悪な環境のキャンプで、コレラの感染が急増している。

スーダンでは、準軍事組織「迅速支援部隊(RSF)」と国軍の権力闘争を発端とした内戦が続いている。両組織の指導者は共同でクーデターを起こしたが、その後に対立した。

BBCは、フリーランスのカメラマンが撮影した貴重な映像を、現地の活動家から入手した。

映像は、スーダン軍が北ダルフール州で維持している州都エル・ファシールで撮影された。同市は過去14カ月間、RSFによって包囲されている。

市内で食事を提供するコミュニティー・キッチンの女性たちは、絶望のどん底にある。

この日、このキッチンで調理できたのは、家畜の飼料として使われる「アンバズ」のかゆだけだった。

女性の一人は、「私たちの子どもたちが目の前で死んでいる」と語った。

一方、同市から避難した人々が暮らすタウィラの混雑したキャンプでは、比較的安全な生活が送られているが、病気の脅威が常につきまとっている。

中でも最も致命的なのがコレラだ。

コレラは汚染された水によって引き起こされる感染症で、スーダンでは数百人が死亡している。

水道インフラの破壊、食料と医療の不足に加え、雨季による洪水が感染拡大をさらに悪化させているという。

バーバラ・プレット・アッシャー・アフリカ特派員が報告する。