北朝鮮が「未確認の飛翔体」発射、直後に失敗か=韓国軍

韓国軍合同参謀本部(JCS)は16日、北朝鮮が同日午前9時半ごろ、平壌郊外の順安飛行場から「未確認の飛翔(ひしょう)体」1発を発射したが、直後に失敗したとみられると発表した。

JCSは声明で、「北朝鮮は本日(16日)9時30分ごろ、順安地域から未確認の飛翔体を発射したが、発射直後に失敗したと推定される」とした。

順安飛行場では、これまでに何度か発射実験が行われている。アメリカは以前、この場所から大陸間弾道ミサイル(ICBM)が発射されたとしている。

北朝鮮はここ数週間、ミサイル実験を強化している。

今年に入ってからは、発射実験を9回行っている。その中には、新たなICBMの部品の実験も含まれるとアメリカは主張している。

射程範囲が5500キロ以上のICBMであれば、アメリカ本土に到達する。ICBMは核弾頭を搭載できるよう設計されている。

国連は北朝鮮の弾道ミサイルや核兵器の実験を禁止しており、厳しい制裁を科している。

2019年のアメリカのドナルド・トランプ前大統領と北朝鮮の金正恩総書記の会談以来、北朝鮮は長距離弾道ミサイルと核の実験をとりやめていた。しかし2020年になって金総書記は、この約束にはもう縛られないと発言している。

北朝鮮は今年2月26日と3月4日にも発射実験を行ったが、偵察向け人工衛星の開発に関連した発射だったとした。