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米北西部とカナダ、熱波で記録的猛暑 高温警報を発令
アメリカの北西部沿岸とカナダの広い範囲が熱波に見舞われ、記録的な暑さが観測されている。
米国立気象局(NWS)はワシントン州とオレゴン州のほぼ全域に高温警報と注意報を発令した。カリフォルニア州とアイダホ州の一部も熱波の影響を受けている。
オレゴン州マルトノマ郡は、「生命を脅かす」暑さになると警告している。
いくつかの都市は、住民が冷房の効いた建物内で暑さをしのげるよう、クーリングセンターを開設している。
専門家は気候変動の影響で熱波などの異常気象の頻度が増加すると予測しているが、一つの事象を地球温暖化と関連付けるのは難しい。
気候が変化することで洪水や暴風雨、熱波による死亡者が増加する可能性があると、専門家は指摘する。
さらに数日続くと予想
NWSによると、米北西部沿岸とグレートベースン(米西部の乾燥した大盆地)北部は27日と28日にさらなる高温に見舞われると予想されている。
「米北西部、ネバダ州西部やカリフォルニア州の一部では危険な暑さがさらに数日間続く」と、NWSは警告している。
こうした警告にも関わらず、多くの人が日差しを楽しんでいる。湖はにぎわい、プールはフル稼働しているという。
ワシントン州とオレゴン州では、気温が平年より華氏20〜30度(摂氏約11~17度)高くなると予想されている。
シアトルとポートランドでは27日と28日の両日、これまでの最高気温の記録を更新する見込み。
シアトルでは26日に気温が華氏101度(摂氏約38度)に達し、6月としては記録的な暑さとなった。
ワクチン接種が中止に
NWSは「住民は長時間の屋外活動を避け、水分補給をし、影響を受けやすい家族や隣人の様子を確認するよう」求めている。
店舗では携帯用エアコンや扇風機が売り切れた。新型コロナウイルスの予防接種も中止される事態となっている。
この地域の気候は通常は穏やかなため、自宅にエアコンがない人が多い。
オレゴン州の保健当局は、映画館やショッピングモールなどエアコンのある大きな会場で人々が暑さをしのげるよう、新型ウイルス対策の定員制限を廃止した。
カナダでは、ブリティッシュコロンビア州で26日、国内で最も暑い摂氏43.2度を記録した。サスカチュワン州やアルバータ州、ノースウェスト準州の一部に高温警報が発令されている。
現地の高温は週明けまで続き、記録的な暑さになると予想されている。