サッカーの横山久美選手、トランスジェンダーを公表 バイデン氏が称賛

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サッカーの米ワシントン・スピリット所属の横山久美選手(27)が、トランスジェンダーであることを公表した。ジョー・バイデン米大統領は22日、米プロフットボールNFLラスヴェガス・レイダースのカール・ナシブ選手(28)と合わせ、2人の勇気を称賛した。
レイダースのデフェンシヴエンド(DE)のナシブ選手は21日、NFLの現役選手として初めて同性愛者であることを公表した。
一方、スピリットでフォワード(FW)として活躍する横山選手は19日に、ツイッターで「横山、カミングアウトします」と投稿。自らの思いなどを語った動画のリンクを記し、「見てください。変わらず応援して頂けると嬉しいです」と語った。
バイデン氏は22日、自らのツイッターでこの2人に言及。「今週カミングアウトした、著名で人々を感動させる2人のアスリート、カール・ナシブと横山久美へ。私はあなたたちの勇気をとても誇らしく思う。あなたたちのおかげで、世界中の数え切れないほど多くの子どもたちが、自分自身に対して新たな見方をするようになった」とした。
「男になって生きていきたい」
横山選手は2019年から、アメリカのナショナル・ウィメンズ・スーパー・リーグ加盟のスピリットでプレーしている。
今回、ユーチューブの動画で、「将来、サッカー辞めて、男になって生きていきたい」と思いを述べた。
また、アメリカのチームメイトや友人らについて、ジェンダーや性の多様性において、日本人よりオープンだと説明した。
日本にはLGBTQ+(性的マイノリティー)を差別から守る法律がない。
トランスジェンダーの人々が戸籍上の性別を変更するには、生殖器を切除しなくてはならない。日本のこうした制度を、人権団体は強く批判している。
横山選手は動画で、「日本にいたら絶対に(公表は)してないなって思いました」と述べた。そして、チームメイトや友人、交際相手の女性の支援と勇気への感謝を表明した。
ワシントン・スピリットはツイッターで、「自分自身のままでいいんだと世界に示してくれて、ありがとう」とコメントした。










