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西アフリカ・マリで大統領らを軍が拘束か 国連が解放呼びかけ
西アフリカ・マリの国連代表団は24日、軍に拘束されたと報じられている同国財低政府のバー・ヌダオ大統領とモクタール・ウアンヌ首相について、即時解放を求める声明を発表した。
「国連マリ多面的統合安定化ミッション(MINUSMA)」はツイッターで、国内の人々に「落ち着くよう」呼びかけた。
ヌダオ氏とウアンヌ氏は、兵士によって首都バマコ近郊のカティ基地に連行されたと報道されている。また、スーレイマン・ドゥクレ国防相も拘束されたとみられている。
西アフリカの経済共同体「アフリカ連合(AU)」と欧州連合(EU)、アメリカなども、大統領らの拘束を非難し、無条件での即時解放を求めている。
マリでは昨年8月に軍事クーデターが起きており、過去1年で2回目のクーデターになるのではないかとの懸念が広がっている。
ウアンヌ氏は24日、AP通信による電話取材で「兵士が捕まえに来る」と述べていた。その後、電話は切られてしまったという。
この日、マリでは内閣の再編があり、昨年のクーデターに参加した軍高官2人が交代させらていた。
BBCのウィル・ロス・アフリカ編集長は、昨年のクーデターでイブラヒム・ブバカール・ケイタ前大統領が退任させられて9カ月で、マリは再び政情不安に陥ろうとしていると説明。国民はケイタ前大統領の退場を歓迎したものの、軍主導の暫定政府や改革の遅れには怒りの声も上がっていたと述べた。
マリでは2012年にも武装蜂起が起こり、イスラム原理主義の武装勢力が北部を占領。フランス軍が国軍側を支援したものの、紛争はまだ続いている。