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インドの新型ウイルス感染者、ブラジル抜き世界2位に
インド政府は7日、新型コロナウイルスの感染者数が過去24時間で9万人以上増え、累計420万4613人に達したと発表した。ブラジル(413万7521人)を抜いて世界で2番目の多さとなった。
インドの累計死者数は7万1642人で、アメリカ(18万8941人)とブラジル(12万6650人)に次いで世界で3番目に多い。
感染者数が世界で最も多いのはアメリカで、これまでに627万6365人の感染が確認されている(米ジョンズ・ホプキンス大学の集計、日本時間7日午後3時時点)。
インドにおける感染者数の急増の大半は、5つの州で確認されている。
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インドでは3月の新型ウイルスの感染拡大で数百万人が失業したため、政府は経済を押し上げようと制限措置の解除を続けている。
こうした中、1日あたり7万5000人以上の感染が確認されるなど、過去7日間で感染者数が急増した。
最近の感染者の6割以上は、東部アンドラ・プラデシュ州や、南部のタミル・ナドゥ州やカルナタカ州、西部マハーラーシュトラ州、同国で最も人口が多い北部ウッタル・プラデシュ州で確認されている。
首都デリーでは3日に2700人以上の感染が確認され、過去2カ月余りで最多となった。
農村でも急増
多くの農村地域でCOVID-19(新型ウイルスの感染症)が急増していることも、要因の1つとなっている。
アンダマン諸島では過去1カ月間で、先住民の大アンダマン人10人の陽性が確認されている。
感染者数増加の背景には、検査数が増えていることも挙げられる。全国で実施されている検査件数は1日あたり100万件以上に拡大している。
インドの新型ウイルスによる死亡率は低いものの、過去7日間では全国で毎日1000人近い死者が確認されている。
8月初旬には累計感染者数が200万人を突破し、世界で3番目の多さとなっていた。
3月当時、感染者が数百人程度だったインドは、感染拡大を押さえ込むために厳格なロックダウン(都市封鎖)を敷いた。感染者数が急増する中、6月には段階的にロックダウンを解除し始め、経済活動を促進した。
パンデミック(世界的流行)やロックダウンはインド経済に混乱をもたらした。同国の2020年4~6月期の国内総生産(GDP)は前年同期比23.9%減少し、1996年に四半期統計の公表を始めてから最悪の落ち込みとなった。