鳥1000羽以上、死骸で発見 インド塩湖の湖岸

インド北西部ラジャスタン州の塩湖の湖岸で、1000羽以上の鳥が死んでいるのが発見された。地元の自治体が調査に乗り出している。

鳥の大量死が発見されたのは、インド内陸部で最大の塩湖サンバル湖。死んでいたのは、この湖に毎年集まっている渡り鳥など、数多くの種類の鳥だという。

サンバル湖を訪れていた観光客が10日に発見し、通報した。

湖の周囲全域に

森林当局のサンジェイ・カウシク氏は、「まだ死んだ鳥を数えているところだ」と話した。

「湖の周囲全域に散乱している。回収したうち20~25羽はまだ生きていたので治療している」

地元のバードウォッチャー、アビナヴ・ヴァイシュナヴ氏はPTI通信の取材で、「このような状況は見たことがない」と話した。

雑誌「Down To Earth」の写真家ヴィカス・チョーダリー氏によると、鳥の死骸は湖の周囲12~15キロの範囲に散乱しているという。

チョーダリーさんはBBCに対し、「これから死骸はもっと増えると思う。5000羽に上るかもしれない。あちらこちらに沢山の鳥の死骸が転がっている」と説明した。

ひょうが原因?

これまでにアカツクシガモ、ハシビロガモ、セイタカシギ、オオバンなどが見つかっている。回収された死骸は、湖畔に掘られた穴に埋められている。

PTI通信によると、森林局のラジェンドラ・ジャカール氏は数日前にこの地域を襲ったひょうが原因かもしれないとみている。

ジャカール氏は「水に毒性があった、バクテリアなどに感染したなど、他の可能性も調べている」としている。

一方、地元の獣医師は、鳥インフルエンザの可能性はないとしている。

一部の鳥の死骸は、インド中部マディヤ・プラデーシュ州ボパールの研究所で調査されている。