You’re viewing a text-only version of this website that uses less data. View the main version of the website including all images and videos.
ブラジルでテメル大統領辞任求めるデモ 政府庁舎に放火
ブラジルの首都ブラジリアで24日、ミシェル・テメル大統領の辞任を求める抗議デモが行われ、暴徒化したデモ参加者が農務省の庁舎に放火するなどした。
ブラジル当局によると、推計3万5000人がデモに参加した。
デモ隊の攻撃から庁舎を守るため、政府は軍隊を出動させた。街中では多数の警察の姿が見られた。
デモ参加者らは、テメル大統領の辞任のほか、選挙の実施や経済改革策の撤回を求めている。
テメル大統領に対しては過去1週間で新たな汚職疑惑が浮上しており、辞任を求める声が高まっている。
複数の報道によると、農務省庁舎がデモ隊に襲撃されたのを受けて、いくつかの省では職員が退避した。
農務省広報官はAFP通信に対し、「彼らは省の通用口から侵入した。部屋に放火し、展示されていた歴代大臣の肖像写真を破損し、警察に立ち向かった」と語った。
地元メディアは、警察とデモ隊の衝突で1人が負傷し、数人が拘束されたと伝えた。
24日のデモは昼ごろに平和的に始まっていたが、その後、警察との衝突が起きた。
警察はデモ隊に対してゴム弾や催涙ガスを使った。現場で撮影された映像には、群衆が窓ガラスを割り、即席のバリケードに火をつける様子が映っている。
連邦最高裁判所は先週、テメル大統領が2010年以降、数百万ドルに及ぶ賄賂を受け取っていたという内容の証言記録を公表した。証言は司法取引に応じた複数の大手精肉業者からのもの。
これを受けてテメル大統領は、自らの潔白を証明すると約束し、大統領職に留まる考えを示した。
テメル大統領は今月20日に汚職をめぐる捜査の停止を求める申し立てを裁判所に行ったが、23日に撤回した。