イラン代表監督、BBC記者を批判 記者はイラン国内の抗議について選手に質問
中東カタールで開かれているサッカーのワールドカップ(W杯)で24日、イランの代表チームによる記者会見後、イラン代表のカルロス・ケイロス監督が、BBC記者に対峙(たいじ)し、記者による選手への質問内容を批判した。
BBCのシャイマ・ハリル記者は記者会見中、イラン国内で続く政府への抗議について、メフディ・タレミ選手に意見を聞いた。
会見終了後にケイロス監督は、ハリル記者の前に立ち、選手に政治的質問をするのが公平なことかどうか問いただした。
イラン国内で続く反政府抗議は、今年9月に首都テヘランでクルド系のマサ・アミニさん(22)が頭髪を覆うスカーフを適切に着けていなかったとして、いわゆる道徳警察に逮捕され、数日後に亡くなったことがきっかけだった。各地のデモで多くの若者が政府当局の鎮圧で死亡。逮捕者への死刑判決も相次いでいる。
今大会ではイランのこうした状況や、開催国・カタールの人権状況が、サッカーそのものとは別に大きな話題になっている。





