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【ラグビーW杯】 英国人元コーチがみた日本代表の進化 「賢く速い」
ラグビーワールドカップ(W杯)日本大会で、日本が強豪アイルランドを下した歴史的な一戦。日本代表チームの元コーチ、スティーヴ・ボーズウィック氏は「驚きは小さい」と語った。
ボーズウィック氏は前回W杯で、エディ・ジョウンズ監督(当時)の右腕として日本代表チームを指導した。
日本が南アフリカを34-32で破った「世紀の番狂わせ」を経験。現在は再びジョウンズ監督の下で、フォワードのコーチとしてイングランド代表を指導している。
そのボーズウィック氏にとって、28日の「静岡の衝撃」は、前回大会の「ブライトンの奇跡」に比べると、驚きはずっと小さいと話す。
「日本は賢いプレーをするし、スピードがあり、才能もある」
「賢くなっている」
「ジェイミー・ジョセフとトウニー・ブラウンはとてもいい指導者だ。ただ大きいのは、日本チームがプレーで見せる粘り強さだ。その点は本当に感動的だ」
「身体的に以前よりずっとよく準備できている。戦略的にもかつてより賢くなっている。日本は見ていて楽しく、自分たちの強みを生かしたプレーをする」
「イングランドと去年11月に対戦したとき、日本がどれほどいいチームかわかった。あの試合の前半はきつかった」
「前回より上に」
前回大会で日本は、1次リーグで3勝を挙げながら、決勝トーナメントに進めなかった。スコットランドに敗れたのが痛かった。
そのスコットランドを、日本は今大会、射程内に入れている。
日本はどこまで行けるのか。
ボーズウィック氏は、「2015年の前は、日本チームは勝てるという期待感を高めることがまず大きな仕事だった。だから、土曜日の彼らの姿を目の当たりにして、感慨深かった」と話す。
「今回、日本は実質的に2015年の再現をしているが、前回成し遂げたことを上回ろうとしている」
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ラグビー人気の高まり
日本をよく知るボーズウィック氏は、日本代表の活躍が日本に及ぼす影響についても語った。
「日本のスポーツ界は競争が激しい。野球チームへの応援ぶりはすごい。ラグビーはいろんな面で、2015年以前は遅れをとっていた」
「それ以前の日本のW杯の記録を見ても、ぱっとしなかった。2015年の日本代表は、日本におけるラグビー全般への責任を感じていたが、人気を高めることに貢献した」
「日本のラグビーの歴史は長い。今回の日本チームの成功は、本当にすばらしい結果を生み出し得る。昨日の試合を見て、ラグビーをやりたいと思う小さな子どもがたくさん出てくるだろう」