「ロシアは安泰ではない」とゼレンスキー氏 停戦交渉前のドローン攻撃についてBBC質問
「ロシアは安泰ではない」とゼレンスキー氏 停戦交渉前のドローン攻撃についてBBC質問
ロシアとウクライナによる、和平に向けた今年2回目の直接協議が2日、トルコ・イスタンブールで開かれた。大きな進展は見られず、捕虜をさらに交換すると合意しただけで終了した。
ウクライナの交渉団によると、同国と欧米が求めていた「無条件の停戦」の呼びかけをロシアが再び拒否した。ただ、双方は兵士1万2000人の遺体返還を約束したという。
ロシア側は、広大な前線の「特定地域」での2~3日間の停戦を提案したと述べたが、詳しくは明らかにしなかった。
協議は1時間ほどで終了。両国は、重傷もしくは病気の捕虜全員と、25歳未満の捕虜の交換で合意した。
ロシアは交渉後、ウクライナが受け入れようもない条件を「和平案」として提出。ロシアが領有権を主張するウクライナ領土からのウクライナの完全撤退、ウクライナの完全中立および軍事力の制限、戦争被害に対するあらゆる賠償請求権の放棄を要求した。
ウクライナ側はこの前日、大規模な長距離攻撃を実施し、完了したと明らかにした。ドローン(無人機)をひそかにロシア国内に運び入れ、同国軍の基地4カ所で爆撃機など計41機を攻撃したという。
2日にBBCを含む記者団とオンライン会見に臨んだウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領は、BBCの質問に対して、「ロシアは自分たちが安泰で『この戦争に勝っている』と言い張っているが、ロシアのそういう主張はどれもうまくいっていないと我々は証明した。ロシアは安泰ではない」と答えた。
BBCのポール・アダムズ外交担当編集委員が報告する。






