ウクライナ北東部の住宅地にミサイル、子ども含む43人負傷 白昼に

ウクライナ北東部ハルキウ州で4日昼過ぎ、集合住宅の駐車場にロシア軍のものとみられるミサイルが直撃し、子ども12人を含む43人が負傷した。地元当局が発表した。

ロシア軍の短距離弾道ミサイル「イスカンデル」とみられるものは、4日午後1時30分ごろ、ハルキウ州の町ペルヴォマイスキーに着弾した。

ウクライナのアンドリイ・コスティン検事総長は、この地域には集合住宅しかないと述べた。

負傷者の中には1歳と、生後10カ月の子どもが含まれていると報じられている。

コスティン検事総長は、住居を標的にした攻撃は、ロシアによる新たな戦争犯罪に相当すると述べた。

ハルキウ州のオレグ・シネグボフ知事はメッセージアプリ「テレグラム」に、被害を受けた建物の画像を複数投稿した。窓ガラスが割れ、黒煙が上がり、車が横転しているのが確認できる。

ペルヴォマイスキーのアントン・オレホフ議長は、「近隣地域の少なくとも半分が、居住不可能な状態になっている」と述べたと、地元メディアは伝えている。

ロシアはこの件に関して即座にはコメントしていない。ロシア政府は以前から、民間人を標的にはしていないと主張している。

ペルヴォマイスキーは主要都市ハルキウの南約90キロに位置する。ドンバス地方を中心とする現在の戦闘地域の中心からは比較的離れている。

しかし、ハルキウ州北東部はロシアによる全面侵攻の初期に激しい戦闘の中心となり、ウクライナ軍は、同国の内陸へさらに前進しようとするロシア軍に反撃した。

5機のドローンが使用され、首都周辺の広い範囲を標的にしていたというが、被害者や損害はなかったとしている。