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ソマリア首都で2回の車上爆発、約100人死亡 混雑する交差点付近
アフリカ東部ソマリアの首都モガディシオで29日、2回の大きな爆発が起き、少なくとも100人が死亡し、300人が負傷した。
事件では、教育省の前で車2台が数分を空けて相次ぎ爆発した。最初の爆発を受けて救急隊が現場に到着すると、2台目が爆発したという。現場は混雑する交差点の近くで、5年前の10月にも同じ場所で大型トラックが爆発し、500人以上が死亡した。
ソマリアのハッサン・シェイク・モハムド大統領によると、犠牲者の中には「腕に子供を抱いた母親たちもいた」という。AFP通信が伝えた。
大統領は、イスラム武装勢力「アルシャバーブ」による犯行だとして、負傷者の手当てに国際医療機関の支援を求めた。
モハムド大統領は爆発現場を訪れた後、「10月のこのような攻撃は二度と起きないと、ソマリアの人々に宣言する」と述べた。「武装勢力はこの爆発を通じて、自分たちはまだ生きていると証明しようとした。しかし実際には、戦場で政府軍に打破された」とも述べた。
イスラム聖戦主義サイト「ソマリ・メモ」は、アルシャバーブが犯行を認めたとしている。武装勢力「アルカイダ」に近いアルシャバーブは、ソマリア政府と長年にわたり対立している。
5カ月前に就任したモハムド大統領は、今年8月にモガディシオで起きたホテル襲撃で20人以上が死亡した事件を受け、アルシャバーブに対する「全面戦争」に乗り出すと約束している。
29日の攻撃を受けて、数百人が家族を探して現場を訪れている。死亡した中には、高名なジャーナリストや警察幹部も含まれていた。
アフリカ連合(AU)のソマリア事務所は、「アルシャバーブをいっそう弱体化させるため、現在の軍事攻勢がいかに喫緊で重要か、あらためて浮き彫りになった」と指摘した。
アメリカ、トルコ、カタール、ドイツの各政府は、攻撃を非難している。
アルシャバーブは約15年前から、AUが支援するソマリア連邦政府と戦っている。ソマリアの南部や中部の大部分を支配しているほか、政府が支配する地域でも影響力を行使している。