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MeToo支持のジリブランド議員、米大統領選候補争いから撤退
米民主党キルステン・ジリブランド上院議員(52、ニューヨーク州選出)は28日、2020年大統領選挙の候補者争いから撤退すると表明した。
ジリブランド氏はソーシャルメディアに投稿した動画で、「素晴らしい8カ月を経て、私は大統領選の運動をやめます」と伝えた。
討論会に参加できず
前日の27日には、9月に行われる民主党候補者による討論会の参加者が発表されていた。
この討論会は、支持率や献金者の人数をもとに選ばれた10人が参加できる。女性の権利を強く訴えていたジリブランド氏だったが、参加者には選ばれなかった。
「これは私たちが求めていた結果ではない。この競争に勝ちたかった。しかし今が自分の時期ではないと知るのも、どうすればアメリカや地域社会に最も役立てるのかを知るのも重要だ」
ジリブランド氏は2009年に上院議員となって以来、ニューヨークで根強い支持基盤を持っている。また、セクハラ被害者を支援する「#MeToo(私も)」運動を支持し、女性の権利を訴える政治家として注目を集めた。
左派から批判も
しかしBBCのアンソニー・ザーカー北米記者は、こうした活動にもかげりがあったと指摘。特にセクハラ疑惑で辞任したアル・フランケン元上院議員に対する糾弾は、左派勢力からも人気のあった政治家に対する裏切りとみられているという。
また、ビル・クリントン元大統領は不倫スキャンダル時に辞任すべきだったと発言し、クリントン氏支持者とも距離を置いていた。
ジリブランド氏の撤退により、候補者争いに残っているのは20人となった。
このうち、9月12日と13日に予定されている討論大会への参加が決まったのは、以下の10人。
ジョー・バイデン前副大統領、コーリー・ブッカー上院議員(ニュージャージー州)、インディアナ州サウスベンド市のピート・ブダジェッジ市長、フリアン・カストロ前サンアントニオ市長、カマラ・ハリス上院議員(カリフォルニア州)、エイミー・クロブシャー上院議員(ミネソタ州)、べト・オローク前下院議員(テキサス州)、バーニー・サンダース上院議員(バーモント州)、エリザベス・ウォーレン上院議員(マサチューセッツ州)、起業家アンドリュー・ヤン氏