悲嘆に暮れるガザの人たち バイデン米大統領、中東情勢の改善を目指したはずが

動画説明, 悲嘆に暮れるガザの人たち バイデン米大統領、中東情勢の改善を目指したはずが

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パレスチナ自治区ガザ地区のガザ市にある病院の爆発で、パレスチナの保健省は18日、死者が471人に上ったと発表した。アメリカのジョー・バイデン大統領は同日、イスラエルを訪問し、ベンヤミン・ネタニヤフ首相と会談。爆発への関与を否定するイスラエルへの支持を表明した。

バイデン氏は、エジプトが支援物資を積んだトラックがラファ検問所を通ってガザ地区に入ることに同意したと明らかにした。17日夜に起きたアル・アハリ病院での爆発をめぐっては、ガザ地区を実効支配するイスラム組織ハマスが、イスラエルによる攻撃だと非難しているが、イスラエルは空爆を否定している。

バイデン大統領は18日、イスラエルが爆発に関わっていないことが米国防総省が入手した「データ」によって裏付けられているとし、イスラエル側の主張を支持した。

イスラエルは、爆発の原因は、パレスチナの組織「イスラム聖戦」(PIJ)によるロケット弾の誤射だったとする証拠の動画を公開している。

BBCのジェレミー・ボウエン国際編集長は、ハマスがイスラエルを攻撃する前のバイデン氏は、中東情勢を大きく改善させようとイスラエルとサウジアラビアの国交正常化を働きかけていたものの、今やその言動は、アメリカはイスラエルと共犯だと信じるパレスチナ人やアラブ人の怒りを強くするばかりだと指摘する。