ウクライナが米製長距離ミサイルでロシア攻撃、状況激化は 核攻撃の可能性は
ウクライナが米製長距離ミサイルでロシア攻撃、状況激化は 核攻撃の可能性は
ロシアによる全面侵攻開始から1000日目の19日、ウクライナはアメリカに提供された長距離ミサイルを初めてロシア国内に撃ち込んだ。
アメリカのジョー・バイデン大統領は17日に、ウクライナが米製長距離ミサイルを使用してロシア領内を攻撃することを許可していた。
米政策のこの大転換は、バイデン氏からドナルド・トランプ次期大統領への権力移譲を来年1月に控える重要な次期に行われた。
ロシア国防省によると、ウクライナはロシア時間午前3時25分(日本時間午前9時25分)、アメリカ製「陸軍戦術ミサイルシステム(ATACMS)」で、西部ブリャンスク州を攻撃した。
ブラジル・リオデジャネイロでの主要20カ国・地域首脳会議(G20サミット)に出席していたロシアのセルゲイ・ラヴロフ外相は、「ATACMSがブリャンスク州に夜間、繰り返し使われたことは、もちろん向こう(アメリカ)が事態の深刻化を望んでいるというシグナル」だとし、「私たちはこれをロシアに対する西側の戦争の新たな顔として受け止め、それに見合った対応を取る」と話した。
ウクライナによる攻撃に先立ち、19日にはロシアのウラジーミル・プーチン大統領が、核兵器使用に関するドクトリン(核抑止力の国家政策指針)の改定を承認した。大統領が9月に提案した新ドクトリンは、核を持たない国が核保有国の支援を受けている状態で、通常兵器やドローンや航空機を用いてロシアに大規模攻撃を加えた場合、ロシアは核兵器の使用を検討する可能性があると警告するもの。
果たしてプーチン大統領はこの事態を受けて、核攻撃に踏み切るのか。
スティーヴ・ローゼンバーグBBCロシア編集長が報告する。








