「上げ馬神事」の壁や坂を見直しへ 三重県に1000件以上の苦情
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日本に古来から伝わる馬を使った神事が、動物虐待との批判を受け、改善されることになった。
三重県桑名市の多度大社の「上げ馬神事」。約700年の歴史を持ち、例年5月に行われる。
鎧(よろい)に身を包んだ若者が馬に乗って急な坂を駆け上がり、1.7メートルの壁を乗り越える。成功すれば、豊作が約束されるという。
新型コロナウイルスのパンデミックにより4年ぶりの開催となった今年の神事では、参加した馬が負傷し殺処分となった。
これがソーシャルメディアなどで大きな抗議の声を生み、三重県には1000件以上の苦情が寄せられた。
こうした事態を受け、三重県や桑名市、神社などは、壁を含む坂の構造を見直す方針を発表した。