プーチン氏、アメリカは日本への原爆投下で「前例」作ったと ウクライナ4州併合宣言
ロシアのウラジーミル・プーチン大統領は30日、ウクライナ東部と南部の4州を一方的にロシアに併合すると宣言した。「ロシア編入」の是非を問うため占領地で行った、ロシアが「住民投票」と呼ぶものの結果、現地住民がロシア編入に賛成したと主張。4州でロシアが任命した行政幹部4人と共に、「編入」のための文書に調印した。
プーチン大統領はウクライナの東部ルハンスク、ドネツク、南部ザポリッジャ、ヘルソンの4州の住民が「あり得る唯一の選択をした」と述べ、4州は「永遠」にロシアの一部だと宣言した。4州はウクライナ国土の15%に当たる。
プーチン氏は9月21日の時点ですでに、ロシアを守るためには「あらゆる手段を使う」、「これは、はったりではない」と述べ、核兵器の使用をほのめかしている。30日の演説でも、アメリカが第2次世界大戦で日本に対して原爆を2回投下したことに触れ、「アメリカはこれで前例を作った」と述べた。
併合を祝うコンサートで大統領をポップスターのように演出するなど、ロシア政府が作り出す「祝賀ムード」の中、ウクライナでの戦闘と予備役の招集にロシア国内では警戒感も高まっているという。
BBCのスティーヴ・ローゼンバーグ・ロシア編集長が解説する。




