英ロックダウン緩和で海外旅行が解禁に、ポルトガルへ向かうイギリス人

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英イングランドとスコットランド、ウェールズでは、5月17日のロックダウン緩和を受け、一部の国・地域への海外旅行が解禁された。

新たに導入された海外旅行の信号システムでは、「グリーン」対象地域の場合、イギリス帰国時の隔離や検査などが不要になる。

今回「グリーン」に指定されたのはポルトガル、イスラエル、シンガポール、オーストラリア、ニュージーランド、ブルネイ、アイスランド、デンマーク領フェロー諸島、英領ジブラルタル、同フォークランド諸島、同サウスジョージア・サウスサンドウィッチ諸島、同セントヘレナ・アセンションおよびトリスタンダクーニャ。ただしこの中には、ワクチン接種完了を入国の条件としたり、入国後に14日間の隔離を要するなど、イギリスからの旅行者に様々な規制が続く国も複数含まれる。

こうした中、特にポルトガルは多くのイギリス人観光客を見込んでいる。ポルトガル政府は14日、イギリスからの渡航者について入国前72時間の間にPCR検査で陰性だったと結果を提示すれば、入国を認めると発表した。

イギリスからポルトガルへの渡航者数はパンデミック前の水準には戻っていないものの、英航空ブリティッシュ・エアウェイズ(BA)のショーン・ドイル最高経営責任者(CEO)は、17日にヒースロー空港から首都リスボンや南部ファロ、マデイラ諸島などへ向かう6便は「非常に混雑している」と期待感を示した。

旅行会社TUIは、来週予定しているポルトガル行きの19便のうち8便をボーイング737からドリームライナーに切り替え、搭乗できる人数を増やす予定。

旅行会社トーマス・クックによると、イギリス発の旅行予約の75%はポルトガル行きだという。また、4つ星あるいは5つ星のホテルを選ぶ観光客が全体の85%と、パンデミック前の約50%を大きく上回っているという。

キャロライン・デイヴィス運輸担当記者が、ファロへ向かう家族や現地のカフェの様子などを取材した。