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トランプ氏、プーチン氏が1週間の攻撃停止に同意と説明 ウクライナの厳寒で
アメリカのドナルド・トランプ大統領は29日、ロシアのウラジーミル・プーチン大統領が、ウクライナの首都キーウなどへの攻撃を、「異常な寒さ」のため1週間停止することに同意したと述べた。
ロシアはそうした合意について発表していない。トランプ氏は攻撃停止の開始時期を明言しなかった。
ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領は、トランプ氏の発表を歓迎。ロシアが約束を守ることを期待しているとした。
キーウの気温は29日夜から大きく下がっており、今後数日間で氷点下24度に達するとみられている。
ロシアは厳冬期に、ウクライナのエネルギーインフラへの攻撃を強めている。2022年に本格侵攻を始めて以降、これまでの寒い時期にもそうしてきた。
トランプ氏が閣議で説明
トランプ氏はこの日、テレビ中継された閣議で、「個人的にプーチン大統領に、キーウとさまざまな町を1週間、砲撃しないよう要請した。彼はそれに同意した」と述べた。
そして、「とても良いものだった。多くの人が『無駄に電話するな。どうせだめだ』と言ったが、彼(プーチン氏)はそれをやった」と付け加えた。
トランプ氏はまた、ウクライナの人々は「ほとんど信じていなかったが、とても喜んでいた。ひどく苦しんでいるからだ」と述べた。
これを受けてゼレンスキー氏はソーシャルメディアに、トランプ氏が「この極寒の時期にキーウと他のウクライナの都市に安全を提供する可能性」について「重要な発言」をしたと投稿した。
また、「私たちのチームはこのことをアラブ首長国連邦(UAE)で話し合った。合意が実行されることを期待している」と述べた。
BBCの取材では、ウクライナもロシアに合わせ、同国の石油精製所への攻撃を一時停止することで同意したとみられる。
ロシア、ウクライナ、アメリカの交渉団は先週、現在の戦争が始まってから初となる3カ国協議をUAEで開いた。
各国とも協議は建設的だったと説明したが、ロシアが極寒の時期の攻撃停止に同意したとは発表していない。
こうしたなか、ウクライナへの攻撃は続いている。主要都市では電力供給がまひしており、数百万人が暖房も電気もない状態に置かれている。
電力会社は24時間態勢で復旧作業を進めている。だが、ロシアの空爆がすぐさま続き、作業が無に帰すこともある。
電力が回復しても、供給は数時間しかもたない。電化製品は充電できるが、家を暖めるには不十分だ。